空家を売却し、空家の維持・管理から解放されたいと思う方へ
空家を所有することになる経緯やきっかけは様々なものがありますが、必ずしも空家を保持し続けることが最良の選択とはならない場合もあるかも知れません。
中には、空家の所有者となったものの、その維持・管理も大変なことから売却を検討したいというお考えになるのもある意味自然なことかと思われます。
弊社では、空家を売却したいというお気持ちをよく理解し、どのようなストーリーで売却活動を進めていくのか、その準備の段階からお手伝いをいたします。
売却の3つの形態
- 居住用の中古住宅として売りに出す
- 投資用の物件として売りに出す
- 更地を前提として売りに出す
弊社では、どのような買い手が想定されるかを検証し、想定される潜在的な買い手にしっかりとリーチできるような売却の形態にて準備を進めていくところから提案を行います。
空家の売却に向けた道筋・工程を整理し、一連のプロジェクトとして対応します
弊社では、ただ単に売り物件としての情報を広く周知するだけではなく、想定される買主候補による最有効使用(どのような利用をするのが物件の価値を最大化させる利用となるのか)を検証し、最適な売却シナリオをお客様と一緒に作っていきます。
買主が実際に住む家(中古住宅)として売り出す
買主が空家を購入した後、その物件に住むことが想定されるような売却方法を検討する際には、買主がリフォームを行うことが多いため、どのような状態まで修繕、クリーニングを行っておくのが妥当なのか、検討者がそこに住むことをイメージしやすい状態で売りに出すための準備からお手伝いさせていただきます。
また、360度画像等を活用してリフォーム後のイメージが湧きやすいようなコンテンツ(※)を用意し、その物件での実際の暮らしがイメージしやすくすることでなるべく早く、そして高い金額での売買の成立を目指します。
(※)別途見積もりによる費用負担が発生します。
投資用の物件として売り出す
弊社では、これまで数多くの収益物件を手掛けてきました。これらの経験をもとに、売却の対象となる空家が所在する戸建て賃貸マーケットの動向を細かく分析し、投資用物件として買主が空家の潜在的な収益性を十分に享受できるようなものとして売却活動を行って参ります。
そのための準備として、引渡し前のリフォームや修繕のプラン、収益性に注目した価格の査定など、売却に向けた準備の段階からお手伝いをさせて頂きます。
また、昨今のトレンドとして、空家を再生し収益物件として保有する投資家層のすそ野も広がってきていることから、これらの投資家に対する適切なマーケティング活動を行って参ります。
更地を前提として売り出す
住宅地に存在する空家の場合、買主が新たに戸建てを建設することを目的とした売買が想定されるケースも非常に多いのが実情です。
その場合、古家付の土地として売却するのではなく、引渡しまでに解体工事を売主側で実施し、更地として引き渡すことを前提とする方が高い金額での売却が実現しやすい傾向にあります。
しかしながら、先に解体工事を行い更地にしてしまうと固定資産税のアップ等のデメリットも生じることから、弊社としては極力、先に買主を見つけてから解体工事を実施するように全体の案件を調整しております。
弊社は不動産の売却だけの対応ではなく、解体工事業者様への見積りの依頼や業者の選定などについてもお手伝いをさせて頂き、売却活動と解体工事の手配・施工とを一体のプロジェクトとして対応して参ります。
ご相談の流れ
step.1 まずはお気軽にお問い合わせください
先ずはお問合せから気軽にご連絡をいただければ幸いです。
問い合わせフォームより、簡単な情報をご入力いただき、弊社から折り返しのご連絡をさせて頂きます。
その際、お問合せの具体的な内容に
- 空家の所在地
- 空家を保有するに至った経緯
等についてご記載いただけるとその後のやり取りがスムーズになるかと思います。
対応エリア
九州エリア:
- 北九州市
- 福岡市
関東エリア:
- 東京都(23区、三鷹市、武蔵野市)
- 神奈川県(川崎市、横浜市)
- 千葉県(市川市、浦安市、船橋市、習志野市、千葉市)
step.2 ご要望やお気持ちをじっくりお聞きします
問合せの内容を確認し、弊社からお電話またはメールにてご連絡させていただきます。
その後、日時を調整させて頂き、30分~1時間ほどお時間を頂いて、所有している空家に対する今後のご要望やお気持ちをヒアリングさせていただきます。
その際はご面談形式でも、お電話でのやり取り、又はweb会議の方式いずれでも対応は可能です。(※)
(※)現在はコロナ感染の対策として、ご面談形式は遠慮させていただいており、web会議を中心に対応させていただいております。
step.3 空家に関する資料を拝見します
ご要望等をお聞きした後、もう少し具体的な提案をお出しするところまで話を進めたいと思っていただけましたら、メール等のやり取りにて、売却の対象となる空家の資料のご開示をお願いしております。
(参考)資料の一覧 (お手元で保管されている範囲の中でご開示いただければ結構です)
- 購入時の売買契約書、重要事項説明書
- 購入時の資料
- 建物の図面
- 固定資産税の納税通知書
- 確認済証、検査済証
- 修繕を行ったときの施工業者からの見積書等の資料
- 定期的な保守・点検を行っている場合の報告書など
- 境界確定に関する資料(確定合意書など)
step.4 売却に向けた準備のご提案
ご開示いただいた資料を拝見し、具体的に想定される買主の属性や目的に応じた売却のプランをご提案させていただきます。
また、あわせて売却のプランに応じた売却に向けた準備(家財の整理、修繕、解体の見積りの取得など)について、何をするべきかについてもすり合わせをさせて頂きます。
step.5 媒介契約の締結(実際の売却活動の開始)
弊社からの提案にご了承いただけましたら、弊社との間に媒介契約の締結をお願いしております。
媒介契約の種類(一般媒介、専任媒介、専属専任媒介)についてはお客様のご意向に従い、いずれの形式でも対応可能です。
よくある質問
御社1社だけだではなく、他の不動産会社様にも並行して売却の依頼をすることは可能でしょうか?
はい、可能です。そのようなご要望をお持ちの場合は、媒介の種類を一般媒介契約でご提案させていただくようにいたします。また、他にお声がけされる不動産業者様がどのような売却活動をされるのかもあわせてお聞かせいただければ、その不動産業者様とは別のアプローチを検討・ご提案するなど、複数の不動産業者が対応することのメリットを最大化するように協議をさせて頂ければと考えています。
費用は仲介手数料以外にかかるのでしょうか?
基本的には仲介手数料以外にご負担いただく費用はありません。しかしながら、売却のための準備として修繕やリフォームを一部行っていただくような場合には費用の負担が発生いたします。